| みなさんこんにちは、屈斜路原野の名犬しょう太ですワンワン。
夏のシ−ズンも過ぎ如何お過ごしでしょうか。ぼくは、相変わらずお散歩とYHでゴロゴロ、車でゴロゴロの毎日を過ごしています。こんなぼくですが、みなさんを忘れたわけではありません。さっきお外を走っていたら足元に枯れ葉が多く新聞の季節が来たなと気付き、久しぶりにワ−プロをポチポチたたいていますワワワン。
山田さん阿寒を目指す! ゴ−ルデンウィ−クが終り、YHが静かになったころ。冒険好きの山田さんは昔アイヌの人たちが歩いたといわれる、屈斜路湖から阿寒湖へ通じる道を探しに旅立ちました。ぼくも一緒に行きたかったんだけど足手まといになるからと言って連れて行ってもらえませんでした。山田さんはリュックにテントやシュラフ食料などを詰め込んで、オッサッペ川林道から幻の滝を抜け、峠を一つ越えると、阿寒横断道路の双湖台から見えるペンケト−、パンケト−の畔に出たそうです。山田さんは、往復50 を2泊3日歩き、これが屈斜路湖から阿寒湖に歩いて抜ける最短ル−トであることを身をもって証明してくれました。ちなみにお土産は、山に落ちていた鹿の角でした。 第一回釧路川カヌ−ツ−リング 6月に入ってすぐ、YHを休館にしてお父さんと、山田さんと、ホステラ−の永野君とで釧路川を屈斜路湖から釧路湿原まで1泊2日で下ることになりました。お父さんは念願のカヌ−ツ−リングが出来るのでウキウキしながら出発していきました。翌日、帰ってきて行けなかったぼくに自慢するようにおもしろかったぞを連発、だけどぼくは知ってるんだ、弟子屈の町の手前にある通称カヌ−墓場と呼ばれる急流でお父さんは流れにのまれて沈没した事を、巻き添えを食った永野君があ−−−かわいそう。 総額50万円の落し物 6月20日頃、昨年ヘルパ−をしてくれたタケちゃんが、タケちゃんのお兄さんと一緒にMYカヌ−を持って1年ぶりに遊びに来てくれました。ある日、タケちゃんは単独で弟子屈の街まで下ってきますといってカヌ−に乗って出かけました。何事もなく半日ほどで帰って来たのですが、山田さんに川の様子を話している言葉のはしばしになにやら怪しい臭いがしたのをぼくは見逃しませんでしたクンクン。話によるとこの間お父さんが沈没した場所に立派なファルトボ−ト(折りたたみできる布製のカヌ-)がひっかかっており、どうやらそのまま放置されている様子だというのです。そんなものを放置しておくのはもったいないということになり、山田さんはさっそく引き上げ計画をねって翌朝お父さんとタケちゃんと3人で現場に急行、見事にファルトボ−トを引き上げて帰ってきました。 YHに持ち帰りいろいろ調べてみると、ファルトボ−トはフェザ−クラフトといってカヌ−の一流メ−カ−の品でお店で買えば35万円するという高級品、積荷も一流メ−カ−のテント、レインウエア、リュック、双眼鏡など安く見積もっても15万円はするだろうという代物でした。とりあえず山田さんが警察に連絡してみたところ、持ち主から届け出があり、沈没して自分の力で引き上げることが出来ず放置したまま警察に行き、自分は無事だという事を伝え帰路についたとのことでした。ここまではなるほどとうなずけたのですが、問題のカヌ−と積荷については所有権を放棄しますと警察に届けられており、法的には拾った人の才量で処分して構わないというのです。お父さんは一瞬、しめしめ前から欲しかったファルトボ−トが手に入ったと思ったのですが、警察から持ち主の名前、住所、電話番号を聞いてしまったため連絡をとってみることにしました。結局、持ち主に返すことになり、きれいに梱包して送ったところお礼にビ−ル券が20枚送られてきただけでした。ぼくは、人間がよくいう「骨折り損のくたびれ儲け」という格言を覚えることが出来ました。 お父さん独身生活満喫? 7月下旬頃、お母さんが出産のため札幌の実家にお里帰りしました。ぼくは、しばらくの間寂しくなるなと思っていたんだけど、お父さんのは陰で「これで久しぶりに羽根が伸ばせるぞ」となんだか楽しそう。ところが、世の中思いどうりにはいきません、幸か不幸か今年の屈斜路原野ユ−スゲストハウスはオ−プン以来の大盛況ぶりで大忙し。おかげでお父さんは遊ぶ暇もなく、10月の半ばまで働き蜂のような日々が続き、最近では早くお母さん帰ってこないかなだって。ほんとに都合のいい男だよワンワン。 あの人は今・・・・・ 8月17日から約1ヶ月の予定でS子ちゃんがヘルパ−にやってきました。ぼくは、新しいお友達が増えて楽しくなるなと思っていたら、19日の朝、摩周湖に朝日を見に行ってくると言って、S子ちゃんがマイカ−で出かけるのを犬小屋から寝ぼけまなこで見送ったのが最後の姿でした。その日の朝の厨房は大騒ぎでした。「S子ちゃんなかなか起きてこないな」とお父さんがいうと、「昨日の夜、明日の朝摩周湖に朝日を見に行ってくる言ってましたよ」と答えるひとみちゃん、そこへてっちゃんが「こんなもんがフロントにあったで」と差し出した一通の手紙、封を切って読んでみると、ヘルパ−をする自信がなくなりました。本来なら直接あってお話すべきなのですが、その勇気もなくでていくことにします。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。とのこと。お父さんは呆然としながら一言「これって夜逃げ?」「そやそや」とてっちゃん、「・・・・・」無言のひとみちゃん。信じられない事実にあっけにとられながら、いろいろ原因を考えてみた結果、お父さんとちんぺいさんの、会話のレベルの低さについていけなくなったのではないかというところで落ち着きました。話では聞いたことがあるけど、本当に起こるとは、犬のぼくさえいまだに信じられないや。 ちんぺいさん釧路川漂流記 8月のある日、ちんぺいさんとてっちゃんは4人のホステラ−さんを乗せて、1時からのカヌ−に出発しました。ちょっと疲れていたちんぺいさんは途中から手を抜いて、後ろから「はい右、はい左」と前の2人に指示だけ飛ばしてホステラ−さんに漕がせていました。ちんぺいさんが「こんなやり方もらくだな」と思っていた矢先、目の前に現れた一本の倒木、急いでパドルを手にし、さけようと試みましたが時すでに遅し、3人の乗った船は見事に沈没、3人はあっという間に水の中の人となってしまいしました。 水に漂う3人のうち男の子は、なんとかカヌ−を引き上げようとカヌ−にしがみついて必死の格闘を繰り広げていました。かたやちんぺいさんは、沈没のショックでパニックしている女の子の救助に向かいました。ちんぺいさんはとりあえず女の子を落ち着かせようと「大丈夫だから、このままプカプカ楽しもうよ」と、てっちゃんのカヌ−に向かってピ−スサインを送って記念写真を撮ってもらったりしておどけていたのですが、そんなギャグが通用したのも最初のうち、ちんぺいさんはかける言葉も、上陸するポイントも見つからず片手に女の子のライフジャケット、もう一方の手にパドルを握りながら不安で楽しい?漂流を続けました。ようやく上陸に成功したのは沈没してから20分後のことでした。 さて、そんな事があったとも知らずカヌ−のお迎えに行ったぼくと、お父さんは、先に到着したてっちゃんから<ちんぺいさん沈>の知らせを聞き、とうとうやったかとふとどきにもはしゃいでしまいました。到着したちんぺいさんのカヌ−を出迎えたおとうさんは「沈したんやて、沈したんやて、ハハハハハハハハハ」とはしゃいだまま声をかけたのですがなんだかカヌ−の中の雰囲気がおかしい、様子をうかがっているとカヌ−から降りてきた女の子が「もうカヌ−なんていやだ」と言いながら崩れるようにすわり込み泣きだしてしまいました。それを見たお父さんは急に態度を変えて、私が来たからもう大丈夫だよというような口調で車に保護しYHへ連れて帰りました。その時のちんぺいさんの寂しそうな姿をぼくは今でも覚えています。 こんにちは赤ちゃん 去る9月18日PM3:35分お母さんが札幌の病院で元気な女の子を出産しました。お父さんは「生まれてからしばらくして顔でも見に行くか」といっていたくせに、出産日当日になって、「あとよろしくお願いします」と言い残してカメラとビデオ片手にさっさと札幌へ飛行機でいってしまいました。赤ちゃんの名前は「日和(ひより)」ちゃん、おとうさんが命名しました。生まれたときは3500 もあるおおきな赤ちゃんだったそうです。ひよりちゃんからメッセ−ジがきているので聞いてやってください「ばぶばぶ あたちひよりでちゅ これからみなしゃんにめいわくかけるけど ゆるちてくだしゃいね ばぶばぶ」だそうです。めでたいのはいいけど、ぼくはますますお父さんに遊んでもらえなくなるかと思うとちょっとブル−になってしまうこの頃です(山田さ〜〜〜〜〜ん行かないで)。 ハッピ−ウエディング 6月に宿泊した田川君と石川さんが9月25日なんと屈斜路原野YGHでささやかな人前結婚式を挙げました。ウエディングドレスがとってもきれいだったワンワン。 猟犬しょう太 10月にはいって間もないころ、ぼくはいつものように山田さんとホステラ−さんと滝ツア−に出かけました。何事もなく時は過ぎていったのですが、夕染の滝にさしかかろうとしたときに一頭の鹿さんが現れました。ぼくはいてもたってもいられず思わず追いかけました。 鹿さんは夕染の滝に向かって逃げ出したのですが目の前は高い崖、後ろからは賢い?ぼく、鹿さんは仕方なく崖を駆け上がり追いかけるぼくを振り切ろうとします。その時鹿さんは誤って崖から真っ逆さまに落ちてしまいました。ぼくはここで手を休めては逃げられると思ったので、崖を転がるように駆け降り鹿さんの肛門をガブリをかじりました。驚いた鹿さんは、かじりついたぼくをぶら下げながら辺りを走り回ったあと力尽きて木の根っこの穴の中に逃げ込んでしまいました。ぼくが穴から出ている鹿さんのお尻をかじっていると山田さんたちが駆け付け、ぼくに山田さんはかじるのをやめろと命令、山田さんは返り血を浴びて真っ赤になったぼくの顔を川で洗ってくれました。 さて、屈斜路原野のスタッフがこの鹿を放っておくわけがありません。山田さんは滝から帰ってすぐに、おとうさんたちと鹿の解体の相談をはじめ新鮮なうちに処理したほうがいいということで、翌朝早くに解体することになりました。翌朝、現場に行ってみると鹿さんは穴から少し離れたところで息を引き取っていました。お父さんたちは鹿さんを解体しやすい場所まで運んで手際よく作業をすすめていました。ぼくは横で「これ、ぼくの鹿だからね、ぼくにも少し分けてよ」と訴え続けたのですがあんまり理解してもらえなかったみたいです。結局お肉はほんの少ししかもらえませんでした。これが骨折り損のくたびれ儲けっていうんだなぁ〜〜クンクン。 実施されたイベント 秋も深まりみなさん如何お過ごしでしょうか、屈斜路原野YGHもオフシ−ズンにはいりペアレントがちょろちょろする季節となりました。みなさんの元気な顔が見たくて今回も、東京と札幌で(関西の方ごめんなさい)原野ファンクラブの集いを行うこととなりました。お忙しい中お騒がせしますが時間がありましたら是非ご参加下さい。 *東京パ−ティ−* *札幌パ−ティ−* 実施日:12月2日(土) 実施日:11月11日(土) 集合時間:PM6:30 集合時間:PM6:30 集合場所:渋谷駅前ハチ公の銅像の下 集合場所:狸小路2丁目「居酒屋炙屋」 費用:3500円ぐらい 011-242-6668 費用:4000円ぐらい 同封の参加申込葉書(東京・札幌圏のかたのみ同封)に必要事項記載のうえ屈斜路原野YGHまでご返送下さい。また、葉書が同封されていなかった方で参加希望される方は直接YGHまでご連絡下さい 東京パ−ティ−・・・11月25日 札幌パ−ティ−・・・11月6日 以上の日時までにお返事いただけるようよろしくお願い致します。 待ち合わせ時間に遅れたり、集合場所がわからないなどの場合、 ペアレントが携帯電話を持っておりますのでお気軽にご連絡ください。 携帯電話番号030−39−47819 みんなで楽しいひとときを過ごしましょう! 編集後記 最後までお付き合いいただきありがとうございました。ホステラ−さんの影もまばらになったこの頃ですが、スッタッフのみんなは何だか忙しそう、お父さんは雑用に追われ、山田さんは知床の山に入る準備、るみこさんは山ブドウのジャム作り、おばあちゃんとちんぺいさんとてっちゃんは館内のお掃除、おじいちゃんはキャンプ場の整備とふくろう彫り、そしてもうすぐここにおかあさんとひよりちゃんが加わります。そんな風景をながめながらぼくはフロントの前で・・・・・・まあいいじゃないですか。それではみなさんお元気で又お会いしましょうワンワンワン。 みんなぼくあてに写真送ってくれるって言ったのに ウソツキ!ちんぺい |