■ヘルパー体験談その1・じゅんちゃんの場合■

OL時代ほとんど、自然に接することのない毎日をすごしていたので、 ヘルパーを始めて、自然の中で生活できることが新鮮でした。 今でも覚えている楽しいことは、ツアーに参加しながらのホステラーさんとのおしゃ べり!クロスカントリーなどのスポーツをしながらだと、すぐに打ち解けられて、 すごく話が弾んで楽しかった。
あとは、ヘルパー仲間で絆の深い友達ができたこと。
一番勉強というか、ためになったことは、20代の半ばで親元を離れてヘルパーを始め てみて、料理も、洗濯も、親任せで何一つやっていなかったことに気づいたこと。 その中で、料理は厨房をお手伝いさせてもらって、料理ってこんなに楽しいんだ、 そんなに難しく考えなくてもいいんだということが分かって、 結婚した今もその考えが基本になっています。洗濯や掃除はおっくうでも、 料理はそんなにおっくうにはならないのはヘルパー経験のおかげです。

■ヘルパー体験談その2・ゆみちゃんの場合■

自分ていったい何がしたいんだろう?何が向いてるんだろう?なんて考えたりして、 いまいち煮え切らない人がちらほらいるかと思いますが、 そんな方々に「ヘルパー」という選択肢を加えることをちょっと提案してみたいと思 います。なぜかというと、ヘルパーはあらゆる職種に通じる要素を含んでいるお仕事 (と言うとちょっと大げさ?)ではなかろうかと私が勝手に思っているからなのです。 だから自分を見極めるきっかけがつかめるのではないでしょうか。例えば・・・・

< 料理人的要素 >
ホステラーさんやスタッフの食事の用意をしたりする訳ですが、これがまた、 私が働かせていただいたユースのペアレントさんが元板前さんで、 ダシのとり方からコンニャクの薄切りの仕方、仕上げは盛り付けのポイントまで丁寧 にご指導下さいました。板前さんの世界では「味やワザは盗め!」だと思うので、 盗まなくてよかった私はとてもラッキーでした。ユースによって様々ではあるもの の、多かれ少なかれ料理人的要素は必要とされると思いますし、 その道に目覚める人もいるかも??

< 接客業的要素 >
これもやっぱりあるでしょう。チェックインなどのフロント業務、 はたまた夕食後のくつろぎのひとときのお酒のお相手(なんて言うとちょっと艶めか しいですね。)も体験させていただきました。様々な職業、幅広い年齢層のホステ ラーさんとお話する機会があったことは、私のヘルパー生活の中で一番仕事の糧にな り、そして楽しかったことでもあります。

< 風流人的要素?? >
こんな職種はありませんが、中にはヘルパー生活中に文芸的(あるいはそれ以外の) 才能を開花させる人もいるかもしれませんね。 私は、才能があるかどうかは疑問ですが、もともと趣味で俳句をやっていました。普 段都会にいては句材にすることができないような北海道の雄大な自然を織り込んで一 句ひねることができました。地元の俳句仲間の方々から、そんな環境に身を置けるこ とをちょっとうらやましがられたりもしました。 もしかすると、自分が今まで生活してきた環境とは別の空間に身を投じることによっ て、思いもよらなかった脳細胞が活発化するかもしれませんね。

以上、こまごま挙げればきりがありませんが、私のヘルパー生活にはこんな要素が あったでしょうか。ただし、ヘルパーの仕事内容はユースによって様々なので、 その辺はご了承下さい。

モラトリアムなアナタは本職を見つけるまでの過渡期にヘルパーを体験するのもなか なかいいですよ。3食ついて一度にこれだけの経験ができるなんてシアワセです。 そして最後に、人にススメてばかりいるそういう筆者は今何をしているのか?という つっこみをいれたアナタはかなり鋭いです。私はといえばヘルパーを通して接客業的 要素にとても惹かれている自分に気がついたので、そちらの方面に進むべく目下準備 中です。モラトリアムな私を支えて下さった皆様、本当にありがとうございました。